キャラクター紹介

ネタバレ注意!本編を読んでから見ることをお勧めします。

ティア・セオラス

ティア・セオラス

一人称:俺
18歳の黒髪黒目の青年。
肌は白く、横髪は比較的真っ直ぐだが、後ろの方は結構癖毛。

剣術に長けている。
アリアス軍に所属する軍人であったが、他人とは常に距離を取り、上官であろうと、人を寄せ付けない態度で接する為、上層部から睨まれていた。
そんな時、国王直々に、異端の姫と呼ばれる「第六王女」の護衛という命令を与えられるが、任務の詳細は知らされておらず、任期も無期限である為、左遷されたも同然の扱い。

無口で無愛想。いつも不機嫌そうに見える。
私情を挟む事を厭い、「任務」に固執し過ぎる傾向がある。
自分自身の事でも、どこか他人事のように一線を置いてしまっている部分もある。

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北の地「シディア」出身で、シドア一掃政策の生き残り。
過去に婚約者であったラムアを殺され、そしてそれを行ったサーファ・スティアスを憎んでいる。
魔力は皆無。その上、魔法にかなりの反発があり、魔力が強い場所では体調を崩す。

ロナ・デモート・アリアス

ロナ・デモート・アリアス

一人称:私
16歳。アリアス国第六王女。
目は、左:紅、右:蒼のオッドアイである為、「異端の王女」と呼ばれ、忌避されている。
なので、悪目立ちする、紅い方の目を眼帯で隠すことも。
髪は綺麗な金髪。緩やかな癖毛で、肩までの長さ。

幼い頃に母を亡くしている。
アリアス国にはロナを含め、王女が全部で六人いるが、王子はいない。

暗い生い立ちとは裏腹に、性格は大らかで、かなりの天然。
あまり人見知りもせず、誰とでも仲良くなろうとする。
曲がったことは嫌いで、意思は強い。
だが、相談することに慣れていない為、勝手に決めて行動をしてしまうことも。

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生き別れた弟のルゥ(両親共に同じ実弟)が大切。
ティアに対しては、ラムアと自分を比べて卑屈になりがち。

ござる

ござる

一人称:拙者
20代半ばの男性。青目金髪。ちょっと癖毛の短髪。
忍者に憧れる故に、ござる口調で話す。だが、ござると呼ばれるとへこむ。

先代のアリアス国第六王子(つまりロナの叔父)だが、今は王に雇われている暗殺者(自称忍者)で、ロナを殺しに来た。
だが、ロナに赦され一緒に旅をすることに。
ちなみに、兄である第一王子との年の差は四十を越えていた。

基本的に変わり者なのだが、周囲が個性的なので一番まともなことを言うことも。
実は意外と無口。必要なことしか言わず、子供を黙って見守るお父さんタイプ。
そこそこ若いのに、ロナに結構苦労している。

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本名はサフィリア。
関西弁を操る(一番歳が近い)兄は、目の前でサーファに殺される。
王の命で暗躍していた為、何か秘密を知っている?

ルイザ

ルイザ

一人称:僕
19歳。中性的な容姿の美青年。
黒い瞳と、銀糸のような綺麗な髪の持ち主。長さは肩にかかるくらいで、結構梳いている。
滅んだ村で馬屋(?)としてひょっこり現れる。
要領が良く、得体の知れない。
魔法が使え、ルゥを弟子にする。

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本当は女で、サーファの実妹。本名はおそらくルディシア。
普段は男っぽい格好をしている為、男と間違われやすいが、男と間違われると怒る。だが、お姉ちゃんと呼ばれるのも嫌い。
兄と同じように染めている為、本当は黒髪で、シドアの血を引く。
兄に近付きたいが為に必死で、幼い頃、自分を置いていった兄を捜している。
だが、兄に嫌われているのではないかと常に怯えている一面も。
サーファのことを、目的のために手段は選ばないと言ったが、案外ルイザの方が手段を選ばないのかも知れない。
よく偽名を使う。ルイザ、リネ、ルディ、ルディシアは全て同一人物。

ルゥ

ルゥ

一人称:ボク
曲芸師の一団で育てられた10歳くらいの男の子。
捨て子なので、正確な年齢が不明なようだ。
紫の瞳に金色の髪。長さは肩にかかるかかからないかぐらいで、左の横の髪の一房を細い三つ編みにしている。
三つ編みは、年上のお姉さん達が結んでやっているので、普段はおろしていることも多い。
服装は、白っぽいシャツに紅の細いリボンかネクタイを結んでいる。
下は半ズボン(茶色が多いかな)に、太めのボーダーのハイソックスを履いている。靴も茶色。
一団では歌い手を務めていたので、歌が上手い。歌劇の主役に抜擢されることも多々ある。

ロナと関わりがあるようで、ロナたち御一行に引き取られる。
一団のお荷物だったから、ロナに引き取られたのだと思い込む。
意外としっかり者。利発的で、なかなか賢い。
時折、不思議な部分が見え隠れする。
可愛い盛り。

どうやら魔力が強いらしく、ルイザに弟子入りする。
魔剣イチゴショートの適合者でもあり、仲良し。
普段は錆刀だが、本来は紅い貴石のついた銀色の剣。
「紅の貴石(きせき)に銀の軌跡(きせき)。二つの奇跡を孕(はら)んだ魔剣――イチゴショート」という言い伝えがある。

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ロナが両親ともに同じ実姉だとは知らない。

ラムア・ゼアノス

ラムア・ゼアノス

一人称:あたし
3年前のアリアス軍によるシドアの民一掃政策で、13歳の時に殺された。
その際の総司令官がサーファである。
公爵の愛娘だったが、容姿的にシドアの民(黒髪黒目)の血を引いていない。
生きていれば16歳。緑の瞳に金の髪。髪は腰までの長さ(ロナより長いがサーファより短い)で、ロナよりも癖が強い。 ティアの婚約者で、ティアが大好き。
男勝りでお転婆娘だったので、いつもティアを困らせていた。

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本当は殺されたのではなく、死に掛けのところをサーファに気に入られた。一命を取り留めた後は、介抱され、一緒に行動していた。
暫くショックのため声を失っていたが、途中で元に戻っても、人と話すことはしなかった。
時たま虚ろな瞳で、「ティア」の名前だけを呟き続けていたので、サーファも彼女が声を取り戻している事に薄々は気付いていた。
歌が上手い。
今は傷口は塞がっているが、右目は抉られているので、包帯で隠している。
スタイル抜群だが、背はかなり低い。145cm以下くらい。本人は凄く気にしている。
ロナと外見がそっくりだが、ロナより色気がある。
ルイザの指導により、西の要の大樹と契約し、西の要の代理を勤めることに。
西の民が話していた不思議な言語を何故か理解する。
東の要であるラグに気に入られる。

サーファ・スティアス

サーファ・スティアス

20代前半(?)の青年。
紅眼で、灰色(黒と銀の斑)の髪。灰色の髪は染めているのだが、不器用なため斑になってしまうとか。
後ろで一本に束ねた髪は解くと結構な長さ。腰まであって、ラムアよりも長い。束ねている時も、耳は隠れている。
皮肉っぽい顔立ちで、目つきはやや悪い。
普段は気障で、女性には優しく、さらりと恥ずかしい台詞を口にする。

だが、軍の第一特殊部隊の隊長で、魔術と剣術の両方に優れており、魔法剣を使う。かなり強い。
彼の部隊だけで無く、特殊部隊全体の功績は彼のお陰だと言っても過言ではない。
サディストで、敵に容赦なく、殺しを楽しんでいる節があるが、自分の気に入った者には優しく、部下には信頼されているという噂もある。

3年前、シドアの民一掃政策の指揮を取り、その際、ティアラムアを殺した自分を倒すように言った。
が、実は努力家でシスコンの変態。
少々不器用なところもあるが、大抵のことは卒なくこなす。
先に自分の頭の中だけで考えて動くので、自分勝手に見えるが、その考えこそが最善の道。
自分の目的を遂行する為に、自分の地位を固める努力も惜しまない。
外面はまぁあれだが、本来はかなり勤勉家で緻密な作業も厭わない。
格好良く言えば、何かを切り捨てなければ、生きていけないような、そんな人だとか何とか。

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本当は目も髪も黒で、シドアの血を引く。だが、自分の故郷を滅ぼした張本人。
ルイザの実兄。
彼女を置いて軍に入ってしまったので、妹にストーカーされているらしい。
ラムアを可愛がる。でも恋愛対象ではんく、どちらかというと妹のように感じているのかもしれない。
ラグに「始まりの魔術師」と呼ばれる。
幼い頃から、転換期を予測し、対策を講じる。
実はただのロリ好き、シスコンの変態。あと、マザコンという疑惑も。

リネ

リネ

ティアの初めての友達。ティアは男だと思っていたが、本当は女の子。
シドアの民一掃政策の後、暫く行動を共にする。

ティアより少し年上だと思われるが、詳細は不明。
見かけはやんちゃだが、実は繊細。
魔法が使える。

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幼い頃のルイザ。
ティアに置いて行かれ、再会を決意する。

ラグ

ラグ

地下都市ティッピアの長であり、自称「東の要」。
基本的に東の民は、茶髪に金目で小麦色の肌という茶色っぽい人種だが、ラグは例外。
ラグだけは、白い肌に、白い髪である。耳の辺りで大雑把に切り揃えられた髪が少し痛々しい。
両目を隠すように巻かれた包帯の下は、誰も知らない。
包帯で覆っている為、目は見えないはずだが、目に見える以上の事を知り得ており、勿論日常動作にも支障は無い。

年齢は不詳だが、ルゥより下に見える。
落ち着いた口調は、外見には合わない。
大雑把な性格。
背は、ルゥよりほんの少し高い。

サーファのことを、「始まりの魔術師」と呼ぶ彼自身は、魔法使いではないらしい。だが、魔術によく似た、自己流の術(呪文での発動ではない)のような物は使える。
取り敢えず、謎の少年。

黒の女魔術師(名前は不明)

黒の女魔術師(名前は不明)

全身黒ずくめで、三角のとんがり帽子が印象的。
子供のようにな背丈だが、年齢は不詳。
口調が特徴的。

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人を弄てあそんで楽しむ。
白い髪で、「ラグ」と名乗る。
黒と緑の色違いの瞳。白い肌に白い髪だが、東の地域の顔立ち。

サブラル・ディ・マーティア

サブラル・ディ・マーティア

シディアの恋人。
強大な力を持つ魔女で、探究心が強い。
突然シディアの前から姿を消す。

シディア

シディア

サブラル・ディ・マーティアの恋人。
魔術のことは詳しくない。

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行方不明になったサブラル・ディ・マーティアを、死術によって蘇らせる。
今でも彼が作った人形は生き続けているそうだが、彼自身はもうこの世にいない。
「ゼア」とも呼ばれている?

アリアス中央軍服装

シディア

キャラ髪型

キャラ髪型

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